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「Central Japan Startup Pitch in STATION Ai」ピッチ登壇レポート

スキルベースマネジメントと属人化解消——名古屋・STATION Ai(2026年2月24日)

2026.02.24
「Central Japan Startup Pitch in STATION Ai」ピッチ登壇レポート
中部・東海エリアのVC、CVC、金融機関などが集まり、スタートアップの成長をサポートすることを目的としたこのイベントに、弊社代表の杉浦が登壇しました。東海4県から選抜された7社のうちの1社として、「7分のピッチ・3分間の質疑応答」という形式で発表を行いました。

1なぜ今、「スキルベースマネジメント」なのか

今回の発表テーマは、普段の事業紹介とは切り口を変えた「スキルベースマネジメント」という概念です。

  • スキルの可視化と個人の育成、そして人材価値の測定を中軸に据え、「人の育成・測定・証明」という領域に踏み込みました。
  • 背景には、若手が「この会社にいれば通用するスキルが身につくか」というキャリア安全性を重視して企業を選ぶようになった時代があります。
  • 圧倒的な労働人口減少とAI台頭が進む中、個人の成長と組織の成長を同期させる設計こそが企業の生存戦略となります。

2バックオフィスの本質的な敵は「属人化」

Wewillの出発点は、バックオフィス業務における「属人化」という構造的問題の解決です。

  • 固有知識のブラックボックス化: 業務には「汎用知識」と、会社特有のルールや経緯である「固有知識」があります。
  • 構造的問題: 属人化は担当者の資質ではなく、限られたリソースで業務を回す中で必然的に発生するものです。
  • 解決策としてのBPaaS: 弊社は自社開発の業務分業プラットフォーム「SYNUPS(シナプス)」による業務の可視化・業務定義と、専門チームによるBPOを組み合わせた「BPaaS」モデルでこれを解消しています。

3データの蓄積が「スキルマップ」へ転化する

「SYNUPS(シナプス)」で実務を運用し続けると、誰が、どの業務を、どの難易度で、何時間行ったかという実際の行動に基づく業務ログが蓄積されます。

  • スキルヒートマップ: 例えば会計系業務であればFASSのような会計財務スキルタクソノミーに基づき、売上債権管理から単体決算、さらにはM&Aや中長期計画管理まで、各カテゴリーにおいて個人の習熟度を可視化します。
  • 実績の証明: 「実績(h)」や「個人学習」の進捗が定量的に記録され、自己申告ではない、実務ログに基づいた信頼性の高い「職務経歴書」の自動生成も可能になります。
業務カテゴリー一覧・スキルマップのイメージ

4質疑応答:金融機関やPMIでの活用

ピッチ後の質疑では、具体的な活用事例について関心が集まりました。

  • 高知銀行の事例: 専門業務がブラックボックス化していた現場で業務を分解・可視化・定義しました。業務の見える化がなされたことで、チームの連携や今後のローテーションの動きが出ている事例も紹介しました。
  • PMI(M&A後の統合): ロールアップ型で買収を繰り返す企業のシェアードサービスセンター構築など、組織が急拡大するフェーズでの「業務標準化」と「スキル可視化」の必要性を強調しました。

5おわりに

バックオフィスの課題は、単なる「効率化」の先にある「スキルの測定とキャリア設計」に繋がっています。その連鎖を支えるバックオフィスインフラを、ここ中部・東海エリアから広げていく決意を新たにしました。

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